暑かった日々が嘘のように涼しく感じられる季節になりました。
ニナファームジャポンの社内や銀座の街ももうすぐ冬の装いです。
ところで、銀座で毎年恒例となっているイベント「オータムギンザ」をご存知でしょうか?
秋になると開催されるこのイベントは、銀座の様々な場所で見かけることができます。
その中のひとつに「銀座八丁神社めぐり」という珍しいイベントがあります。
今年は11月1日~11月3日の3日間で行われました。
銀座周辺にある指定された11の神社をめぐるイベントで、すべての神社のスタンプを集めると記念品がいただける、というものです。
実は銀座には多くの神社があります。通りに面したわかりやすいところにある神社もあれば、ビルの陰にあったり、百貨店の屋上にもあります。
指定されている11の神社は銀座1丁目~7丁目に点在しています。
銀座通りを1丁目から7丁目まで歩くとおよそ10分くらい。
すべての神社を巡るには体力と時間が必要です。
ほとんどの神社は銀座通りに近く、路地にあってわかりにくい場所はあるものの、迷うことは無いようにできています。
幸稲荷神社は銀座1丁目の護り神として親しまれてきた神社です。縁結びや商売繁盛にご利益があるとされています。
ビルの陰にひっそりとたたずむ銀座稲荷神社は火防、盗難避けのご利益があります。
松屋銀座の屋上には龍光不動尊があります。「龍光」と「流行」が同じ読みであることから、ファッション関係に通ずる人たちにも親しまれています。
朝日稲荷神社は、ビルの地上階である1階に鳥居がある珍しい神社で、本殿は屋上に安置されています。古くより銀座を見守ってきた守護神で、商売繁盛、家内安全の神様です。
銀座駅を出て小道に入ると宝童稲荷神社があります。すこやかな子供の成長にご利益があるといわれている、子育ての神様です。
出世のご利益があるといわれる銀座出世地蔵尊は銀座三越の9階にあります。銀座三越の9階にはテラスが設けられていて、その一角に安置されています。
歌舞伎座を見守る歌舞伎稲荷神社は、舞台関係者から多く親しまれている神社です。舞台を観に訪れるお客様や舞台関係者の平穏無事を祈願して建てられました。
戦後の火災被害からあづま通りを守ったあづま稲荷神社は道行く人が参拝していけるよう通りに面しています。火防・盗難避けのご利益があります。
関東大震災などから町内を守ったとされる火防の神様が祀られている靍護稲荷神社は、現在GINZA SIXの屋上に安置されています。
事業成功・商売繁盛のご利益がある成功稲荷神社は、普段は非公開となっており、この「銀座八丁神社めぐり」のときにしか見ることはできません。
豊岩稲荷神社は最後の難問です。本殿がビルとビルの間に安置されていて、見つけにくい場所にあります。
お手入れが頻繁にしていることがうかがえるキレイさです。ビルの隙間にあることから穴場とも言われています。
「銀座八丁神社めぐり」の際にしか参拝できない場所があるものの、ほとんどは1年を通して参拝が可能な神社です。
神社を巡ることで、今まで見ることのなかった新しい銀座を発見できるかもしれません。
今年のイベントは終わってしまいましたが、休日のお出かけスポットとして参拝してみてはいかがでしょうか?