有楽町マリオンは、有楽町駅のすぐそばにそびえ立つ複合施設です。
銀座駅からは地下通路を通ってアクセスできるため、雨にぬれずに行くことができます。
ニナファームジャポンからのアクセスも良い立地にあるのが特長です。
また、有楽町駅はもちろん、日比谷駅からも地下通路で繋がっていて、多くの路線を利用して訪れることのできるショッピングセンターです。

有楽町マリオンは正式名称は「有楽町センタービル」。
施設内には阪急MEN’Sやルミネといったショッピングセンターがあります。休日のお出かけやデートにもおすすめです。

かつては西武百貨店と阪急百貨店が同居する珍しい建物だったのですが、2010年に西武有楽町店が閉店。
その後はルミネが入り、同時期に阪急百貨店は阪急MEN’Sへとリニューアルしました。

有楽町マリオンの特徴はなんといっても映画館の多さではないでしょうか。
施設内にはTOHOシネマズ日劇と丸の内ピカデリーがあり、それぞれ3つのスクリーンを持っています。
双方ともそれぞれ2階分の広さにスクリーンを構え、座席数が多いのも魅力です。
有楽町マリオンのことは一部で「マリオン映画街」「プレミアムシネコン」と呼ばれており、映画館がシンボルとなっていることが伺えます。

2018年にはTOHOシネマズ日劇は閉館してしまうそうです。同時期に開業する「TOHOシネマズ日比谷」が受け継ぐことになっています。
有楽町マリオンができた1984年から有楽町を見守ってきたTOHOシネマズ日劇ですが、老舗の映画館も時代に合わせて変化していく様は寂しくもあり楽しみでもあります。

有楽町マリオンには、他にも芸術が楽しめるホールがあります。
本館丸の内ピカデリーの上の階にある有楽町朝日ギャラリーでは絵画をはじめとする展示物のイベントが多く開催されています。
有楽町朝日ホールは講演会やコンサート、記念式典などさまざまな用途に利用できる多目的ホールです。用途に合わせて座席の配置を変えることができ、最大で772席を用意できます。
プロジェクターも用意されており、映像の出力も可能ですので、ますます用途に富んだ使い方が出来るようになっています。

さらに、舞台芸術を鑑賞できる場所として今年誕生したのが「オルタナティブシアター」です。
日本の舞台だけでなく、世界中のエンターテインメントを発信する地としてオープンしました。
シアターの天井にはLEDシステムが設置されていて、光による演出も可能です。
他にもフライングシステムで演者が宙に舞うシステムを導入するなど、最新技術を取り入れた劇場です。

阪急MEN’Sやルミネでショッピングの後は映画館や劇場、ギャラリー鑑賞もいいですね。
映画館や劇場で芸術を楽しんだ後に、ショッピングやカフェで休憩、といった利用もできます。
充実した休日を楽しめる場所としておすすめです。