ニナファームと同じくフランスで生まれたブランド「シャネル」は、ココ・シャネルによって1909年に設立されました。
レディース商品を中心に、服飾や化粧品・香水・ジュエリー・時計などがあります。
年代を問わず、世界中の多くの女性の憧れのブランドでもあり、絶大なる支持があることでも有名です。

今や定番のツイードのスーツや、喪服用の黒い服をモード系のおしゃれなイメージに塗り替えたリトル・ブラック・ドレスは有名で、ファッション界に次々と革命を起こしました。あの有名な映画「ティファニーで朝食を」で、オードリー・ヘップバーンがその黒いドレスを着用したことでも話題となりました。常に時代の先端をいくシャネルは、世界中のセレブやおしゃれな人たちの間で、人気ブランドとなっています。

そのブティックは世界各国にあり、日本でも、北は北海道から南は沖縄まで、全国的に展開しています。なかでも、2004年12月に銀座3丁目にオープンした銀座ビルディングは、ブティックだけではなくアートも美食も堪能できるという点で、多くのファンの心を掴んでいます。この建物の設計は、世界的に有名な建築家であるピーターマリーノが手がけており、先鋭的かつラグジュアリーな要素を兼ね備えた上にユニークな雰囲気もあります。

1階から3階は、ブティックスペースになっており、プレタポルテや、レザーバッグ、シューズ、アクセサリーなど、たくさんのファッションアイテムがまるで美術館のアート作品のように並んでいます。サングラスやフレグランス、化粧品などもあり、見ているだけでも充分に楽しむことができます。

4階には、音楽やアートなどのイベントに使用できるネクサスホールを設け、5階から9階の中階層はオフィスとなっています。

そして、最上階の10階には、ベージュ アラン・デュカス 東京があります。ファッションブランド・シャネルとアラン・ デュカス・エンタープライズのコラボレーションとして誕生しました。厳選された最良な食材を最大限に使用し、洗練されたフランス料理をいただくことができます。シンプルでエレガントな空間が非日常的なゴージャスさを演出します。何かの記念日や特別な食事の時や、ビジネスシーンでも大切な時間をゆっくりと過ごせる事で好評です。 また、毎年春からオープンする屋上テラスのル・ジャルダン・ドゥ・ツイードも、おしゃれな屋外感を楽しめます。

そういった意味で、銀座ビルディングは、ブティック・アート・美食、全てを満たす魅力満点の建物となっています。